旧姓のパスポートでも海外旅行・新婚旅行に行ける?

旧姓のパスポートでも海外旅行・新婚旅行に行ける?

結婚・入籍をして氏名や本籍地が変更があった場合は、パスポートの名義変更手続きをしなければなりません。

ただ新婚旅行が迫っている場合、旧姓のままのパスポートで出かけている人も多くいます。

今回は、旧姓のパスポートで新婚旅行に出かける際の注意点や旧姓パスポートについてよくある質問についてまとめました。

この記事のポイント!
  • 新婚旅行で海外へ行く予定のある人向け
  • 旧姓のままのパスポートで新婚旅行を予定している人向け

結論!旧姓のパスポートでも海外旅行には行ける

パスポート 結婚 旧姓

「新婚旅行で海外に行くんだけど、パスポートは新姓に変更した方がいい?変更しないで旧姓のまま出かけても大丈夫?」

旅行会社やwebのQAサイトに多く寄せられている相談です。

結論からいうと旧姓のパスポートでも海外旅行はできます。

航空券とパスポートの氏名が一致していればOK

実際、海外を新婚旅行先に選んでいるカップルのほとんどが、女性もしくは男性のどちらかが旧姓のままのパスポートで出発しているようです。

ただし航空券の名前とパスポートの名前が一致してないと、別人と認識されて飛行機に乗れなくなってしまいます。

航空券やツアーなども旧姓のままで申し込んでおきましょう。

旧姓パスポートで新婚旅行(海外旅行)する注意点

パスポート 結婚 変更

1.渡航に必要なものの、すべての氏名を一致させる

先述の通り、旧姓のパスポートのままでも新婚旅行には行けます。

ただし航空券の名前とパスポートの名前が一致してないと、別人と認識されて飛行機に乗れなくなってしまいます。

下記のものもすべて名前を一致させておくようにすると安心です。

  • パスポート
  • 航空券
  • ビザ
  • 電子渡航認証(ESTAなど)
  • 海外旅行保険
  • クレジットカード

2.クレジットカードも旧姓のままで

海外旅行では、クレジットカードで支払いをすることが多いもの。

免税手続きなどでパスポート提示を求められることもあります。

その際クレジットカードとパスポートの名前が一致していないとトラブルになることがあるので、名前は揃えておくようにしましょう。

クレジットカードを旧姓で利用する場合は、引き落とし口座も旧姓のままにしておくことをおすすめします。

 3.海外旅行保険の申し込み氏名は確認を

万が一渡航先で病気になったりケガをして治療を受けることになった場合、パスポートと保険申込者の名前が違うとスムーズに治療を受けられないことがあります。

そのため保険会社の多くは、パスポートに記載されている氏名と同一名義で申込みをするよう案内しています。

ただ保険会社によって手続きは異なるため、申し込む際に確認するようにしてください。

また傷害保険付きのクレジットカードの内容も確認しておきましょう。

手間と保険料を考えたら、クレジットカードの傷害保険が便利なケースもあります。

4.夫婦で席が離れてしまうトラブルも

旧姓のパスポートのまま新婚旅行に出かけたら、空港の外国人カウンタースタッフが夫婦と認識してくれず、機内の席が離れてしまったという体験談も。

ほとんどないケースかもしれませんが、まったくないとも限りません。

ツアーを申し込んだ旅行会社にも相談をして、説明できる英会話を用意しておくといいかもしれませんね。

結婚後も旧姓パスポートを使いたい!よくある質問

パスポート

旧姓のパスポートは身分証として使える?

旧姓のあなたとして身分証明ができます。

ただ運転免許証や保険証、クレジットカードなどを新姓に名義変更している場合は要注意。

これらの身分証明書をパスポートと併用して使用することがあった場合、不備が生じることがあります。

基本的には、氏名・本籍地の都道府県が変わった場合、パスポートも名義変更(記載事項変更旅券の申請か切替申請)を行う必要があります。

海外で仕事をしている都合で、旧姓のパスポートを身分証としている場合、旧姓を併記する方法もあります。

パスポートに旧姓を併記できる?

結婚して姓が変わり、旧姓をパスポートに記載することは基本的にできません。

ただし条件付きで認められています。

  • 海外での仕事で旧姓が定着している人
  • 職場で旧姓を使用していて業務で渡航している人

これらの人は、申請が通れば別名併記(カッコ書き)が可能となります。

なお旧姓併記した新しいパスポートの発行は、休日・祝日をのぞき一週間ほどかかります。

【旧姓併記パスポート申請に必要なもの】

  • 戸籍謄(抄)本(新姓・旧姓がわかるものとして必要)
  • 旧姓使用証明書 ※1
  • 事情説明書 ※2
  • 海外において仕事をしていることを証明できるもの
  • 有効期限内のパスポート
  • パスポート用の写真

※1)勤務先に記入してもらい窓口に提出する書類。都道府県によって書式が異なるので、最寄りのパスポートセンターで事前に取り寄せる(ダウンロード可)。自営業・フリーランスの人は、「海外で仕事をしていることを証明できるもの」を準備して窓口で「事情説明書」を記入

※2)パスポートセンターの窓口で記入。旧姓使用証明書があれば不要としている窓口もある

パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク | 外務省

誰でもパスポートに旧姓併記できるようになる!

これまでパスポートの旧姓併記は、海外で仕事の実績がある人に限られていました。

ところが政府では2019年の施行を目処に、希望すれば誰でも結婚前の旧姓を併記できる旅券法改正を進めています。

すでに決定している住民票、マイナンバーカードの旧姓併記に続き、多くの女性にとっては朗報かもしれませんね。

旧姓パスポートで査証(ビザ)を申請できる?

ビザの発行も、旧姓のパスポートで可能です。

ただし基本的にパスポート、ビザ、航空券の姓名は一致していないといけません。

パスポートが旧姓のままなら、ビザも旧姓で申請を。

航空券も旧姓で発券してもらうことになります。

旧姓で取得した査証(ビザ)の有効期間が残っているなら、パスポートも旧姓のままにしておいたほうがいいかもしれませんね。

ただ国の政治事情により査証(ビザ)の条件や申請方法が変更される場合があるので、最新情報を入手して確認するようにしましょう。

新婚旅行に出かける前に確認しておきたい、海外旅行のきほん

パスポート 結婚 変更

「航空券もパスポートも旧姓で統一しているから安心」とは限りません。

「パスポートの有効期間」や「渡航先の条件」ついても確認しておきましょう。

1.パスポートの残存有効期間と渡航先の条件

渡航先によっては、入国時またはビザの申請時にパスポートの一定以上の残存有効期間が必要となります。

大体3~6ヵ月の残存有効期間を条件としているところが多く、残存有効期間が1日でも足りないと「飛行機に乗れない」「入国できない」ということがあります。

これは新婚旅行に限らず海外旅行の基本。

「パスポートの有効期間」と「渡航先の条件」は必ず確認をしておきましょう。

2.査証(ビザ)が必要な国・地域も

査証(ビザ)とは入国許可証のこと。

日本人がビザがなくても入国可能な国は、68の国と地域があります(2017年7月の時点)。

パスポートはあくまでも身分を証明するもの。パスポートがあれば、海外のどこの国に行けるわけではありません。

新婚旅行を予定している行先が査証(ビザ)が必要なところかどうか確認を。

外務省のホームページや各国の大使館、ツアー会社に相談するなどして、必要となる地域への旅行を予定している場合は準備するようにしましょう。

駐日外国公館リスト

3.アメリカやカナダへの旅行は、電子渡航認証の登録を

アメリカやカナダへ渡航する場合は、観光など短期滞在であっても電子渡航認証システムの登録が必要です。

  • アメリカ:ESTA
  • カナダ:eTA

事前に認証を取得していないと、飛行機に乗れなかったり、入国を拒否される可能性が。

申請には数ドルかかりますが、詳しくは各国大使館や旅行会社に問い合せましょう。

まとめ

パスポート 結婚 旧姓

  • 結婚で氏名や本籍地の都道府県が変わる場合は、パスポートの変更が必要
  • 旧姓のパスポートでも海外旅行は可能
  • ただし、航空券・ツアー名義とパスポートの姓が一致していないとNG
  • 旧姓パスポートでもビザ申請は可能
  • 旧姓パスポートでも身分証明にはなるが、はやめに変更をしよう

パスポートは身分を証明する大事なものです。入籍後、なるべく早くに変更手続きをするようにしましょう。

※ページの情報は掲載時のものです。掲載時点以降に情報が変更・削除される場合などございますので、あらかじめご了承ください。