結婚式の心付けは現金ではなくお菓子でもOKな理由とマナー・注意点

結婚式の心付けは現金ではなくお菓子でもOKな理由とマナー・注意点

心付けは感謝の気持ちを伝えるものです。ですが、現金を渡すかお菓子を渡すかで迷っている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、心付けで渡すものはお菓子でもOKな理由と、「これだけは知って欲しい」というポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

この記事のポイント!

  • 心付けに迷っているカップル向け
  • お菓子を渡す時のマナーがわかる
  • 相場や渡す相手を知ることができる

菓子折りが喜ばれる理由は「トラブルにならないから」

式場では、現金の心付けよりも菓子折りが喜ばれます

現金を渡されると会計上の問題になる場合も多く、会社からは心付けを受け取らないよう教育されている可能性もあります。上司や式場へ報告しなければならないため、本人の手元に届かない場合もあるようです。

そのような理由や新郎新婦側から渡しにくいこともあって、近年では心付けに菓子折りを渡す人が増えているのです。

せっかく用意したのに、受け取ってもらえなかったら残念ですよね。両方の準備をする必要はないので、現金は渡さない方向で考えましょう。心付けのあるなしで、サービスの対応が変わるようなことはありません。

菓子折りを渡す時の4つのマナー

1.菓子折りの金額相場は3,000〜5,000円が一般的

現金の心付けが1人3,000~10,000円なので、菓子折りもそれに近い金額で良いでしょう。まとめて会場責任者へ渡すのか、個別に渡すかで変わってきます。渡す対象が多ければ、3,000~5,000円×人数分でも構いません。

長持ちするクッキーなどの焼き菓子や、みんなで分けられる個包装のお菓子がオススメ。新郎新婦の出身地で評判の銘菓、有名ブランドの菓子折りも人気があります。

予算と内容を照らし合わせ、2人で相談して選びましょう。購入先としてネット通販を利用する選択肢もありますが、デパートの食品売り場でも対応してもらえますよ。

手作りのお菓子を渡す人もいますが、花嫁さんは前日も忙しいため、既製品で対応したほうが良いかもしれません。

また、菓子折り以外ではタオルセットなどでも良いでしょう。相手の好みがわからない場合、誰にでも使ってもらえそうな商品がベストです。

2.のし表書きは間違えないように注意!

菓子折りにつけるのし表書きは、「御礼」または「寿」としてください。半分より下に結婚した姓を入れます。

のし紙については菓子折りを買ったお店にもよりますが、一般的には赤帯・紅白や金銀の水引(結び切り10本デザイン)が描かれてあるものを使います。

間違えやすいデザインに蝶結びの水切りもありますが、「何度あっても良いお祝い」という意味なので、結婚式の水切りとしてはふさわしくありません。

表書きはお店の人が書く場合や、初めからのし紙に印刷されているパターンもあります。もちろん心を込めて、新郎新婦が書いても良いでしょう。その際は毛筆や筆ペンで書くことがマナーとなります。

3.オススメの渡し方は先渡し!感謝の言葉を添えて。

心づけとしての菓子折りは"今日はお世話になります"という気持を込め、結婚式の始まる前に渡すのがベスト

外部から呼ばれているスタッフは会う機会もないので、最初に顔を合わせて挨拶をした時がチャンスでしょう。

打ち合わせや段取りに入ってしまうと、渡しそびれてしまいます。また、終わってからは後片付けで忙しく、人によっては別の会場へ移動したり、帰宅する可能性もあります。

渡すときには、

「今日はよろしくお願いします」

と、感謝の言葉を添えるのを忘れないで。

新郎新婦が忙しい場合は、ご両親や義理の両親から渡してもらっても問題ありません。誰に渡すのか。どちらの親から渡すのか。役割を事前に打ち合わせしておきましょう。ご両親から面識のない人へ渡してもらうには、前もって確認が必要です。

または、始まる前が難しいなら終了後でも構いません。ハネムーンのお土産を後日渡しに行くという手もあります。

その際は

「お世話になりました」

と、結婚式が無事に終わった感謝を込めて渡しましょう。

+αとして、手紙を添えれば、より感謝の気持ちが伝わる!

菓子折りと一緒に、手紙を添えれば丁寧な印象に。

「本日はお忙しい中、結婚式に来てくれてありがとうございます。また、受付担当を引き受けてくれたことに感謝しています。本日は、宜しくお願いします。少ないですがほんの気持ちです。お礼を受け取って下さい」

など、関係性によって適切な言葉を選んで書けば、感謝の気持ちもよりいっそう伝わるのでおすすめ。

4.お礼として菓子折りを贈る際は相手が受け取りやすい形で

一般的には紙袋から取り出して渡すのがマナーですが、持ち運びを考えたらそのまま渡したほうが良いでしょう。紙袋の底と取っ手の付け根に手を添えて、相手が受け取りやすい形を作ってください。

また、渡す相手によって菓子折りの内容に違いがある場合は、紙袋の目立たないところに色を変えた小さなシールつければ、渡すときに間違えることもありません。

菓子折りは現金と違って目立ちます。他のゲストがいる前で渡す行為は失礼。直接渡せば気持ちも伝わりやすいと思いますが、スタッフ以外の身内や友人にお礼をするなら、初めから内祝いの袋に入れておく方法もあります。

菓子折りを渡すべき人

心づけとしての菓子折りは、誰に渡せばいいのでしょうか。

ヘアメイク・プランナー・カメラマン

心付けは、ヘアメイク・プランナー・カメラマンなど関わりの強いスタッフへ渡します。もちろん司会者や介添え人などを含めても構いません。

感謝を伝える相手として人数を限定する必要はないので、音楽担当者や会場責任者・着付けスタッフまで広げることもできます。ただ、すべてのスタッフに渡す時間はないため、直接的にお世話してくれている人へ渡しましょう。

特にプランナーの人は、初めの打ち合わせから披露宴の終わりまで長くお世話になります。花嫁の要望を取り入れて、これまでさまざまな調整をしてもらっているため、菓子折りにプラスしてお手紙をつけることもオススメです。

ヘアメイクやカメラマンはアシスタントの方を連れてくる可能性もあるので、菓子折りの数が不足することのないよう、少しだけ余分に用意しておくと良いかもしれません。

スタッフ以外のアテンドしてくれた方

披露宴での余興や受付、写真撮影などを友人に協力してもらう場合、お車代とは別に渡してください。また、披露宴での祝辞、乾杯の音頭をお願いしている主賓クラスのゲストにも渡しましょう。

受付はご祝儀の管理やゲストへの挨拶、披露宴が始まる前の対応に当たります。余興を引き受けてくれた人は、当日までに練習して準備を進めてくれたはずです。

新郎新婦のために行動してもらうわけですから、「ありがとう」の気持ちを表しましょう。ただ、遠方から足を運んでもらっている場合は荷物になる可能性もあるため、菓子折りの大きさに配慮が必要です。

ご祝儀代わりに結婚式のアイテム(ブーケ・ウェルカムボード・ウェルカムドール・パンフレット)などを作ってもらったなら、ベールガールやリングボーイなど身内の子供にお手伝いしてもらった時も渡すと良いでしょう。

子供の年齢にもよりますが、1,000~3,000円相当のお菓子やおもちゃなどを渡すのが無難です。 

まとめ

  • 現金は受け取ってもらえない確率が高い
  • 菓子折りの相場は、3,000~10,000円くらい
  • 表書きは「御礼」「寿
  • タイミングは式の始まる前もしくは終了後
  • ヘアメイク・プランナー・カメラマンへ渡す
  • スタッフ以外のアテンドしてくれた方へ渡す
  • 失礼にならないよう工夫しましょう

心付けはお菓子でもOKな理由とマナー・注意点をご紹介しました。

結婚式は夫婦のための場ではありますが、その夫婦のために集ってくれたたくさんの方々がいます。結婚式に関わった全ての人達に感謝の気持ちをこめて、菓子折りを贈りましょう。