結婚指輪の支払い方法まとめ!男性と女性どっちが負担?

結婚指輪の支払い方法まとめ!男性と女性どっちが負担?

結婚指輪(マリッジリング)は二人で使うものなので、費用を折半したりお互いに贈り合ったり、支払方法はさまざま。

人それぞれ金銭事情や価値観が異なるように、結婚指輪の費用を誰が払うかもカップルによって違います。

一般的にどういう負担方法があるのかわかれば、二人の話し合いもスムーズに進むでしょう。

今回は、先輩カップルのみんなが、結婚指輪の費用は男女どちらが負担しているのか?を調査してみました。

結婚指輪の費用は、誰が支払うべきなのか

結婚式費用

こちらのアンケートによると、結婚指輪の費用は「全額男性が支払った」というカップルが半数近く

「支払いは男の甲斐性」「男が払う方がスマート」など、結婚関連のお金は男性が出すもの、という考えが強く残っているようです。

一方では割り勘など、男だから女だからという考えにこだわらず支払い方法を決めているカップルもたくさんいます。

  • 全額男性が支払った…44.7%
  • 全額女性が支払った…4.9%
  • 割り勘した…29.6%
  • おたがいに贈りあった…12.1%
  • 自分の分を買った…4.9%
  • その他…3.9%

男性と女性、どちらが負担する?割り勘はアリ?結婚指輪費用の分担方法

結婚指輪の支払いは2人でよく相談して

プロポーズの際に男性が用意する婚約指輪と違って、結婚指輪は結婚した後に2人で使います。

そのことから、負担の割合はカップルによってさまざまで、「割り勘」以外に「男性が全額支払う」「女性が買う」というケースもあります。

それぞれのカップルがどういった理由で費用負担を決めているのかご紹介しましょう。

完全に5:5で割り勘

もっとも合理的な方法ともいえる、完全なワリカン。だいたい4組に1組のカップルが選んでいる方法です。

男女問わず費用の割合を5対5にする場合は、「どうせ同じ家計になるのだから」という考えがあるようです。

また、結婚前から2人で貯金した結婚資金から支払うというカップルもいます。

購入時は男性か女性が、2人分の指輪を購入して立て替えて、そのあと家で割り勘するのがスマートですね。

男性が全額支払う、多めに負担する

「支払いは男の甲斐性」「ジュエリーは男が贈るもの」「お嫁さんをもらう」などの考えは根強いもの。

ゼクシィが行ったアンケートによると、なんと44.7%ものカップルが、結婚指輪は男性が全額支払った、という結果に!

また「割り勘だけど、男性が多めに負担した」というカップルは全体の3.9%で、合計48.6%とほぼ半数のカップルが、男性が多く支払っているんです。

結婚式準備や新婚旅行、新居の引越しなど、結婚にはいろいろなお金がかかります。

トータルで考えて、そのほとんどを男性に負担してもらっている場合、あとから不満の声が出てきてしまうかもしれません。

お互いの価値観を押し付けずに、お互いに納得のいく費用負担方法を話し合いたいですね。

女性が全額支払う、多めに負担する

結婚指輪の支払いは、女性が多めに費用を負担する、女性が全額支払うというケースもあります。

  • 「式の費用は夫が負担してくれるから」
  • 「どうしてもほしいデザインの指輪だと二人の予算を越えてしまうから、差額は自分で出す」

など、理由はさまざま。

普段からアクセサリーを身に着けない男性にとって、結婚指輪のデザインや素材選びは難しく、女性主体で選ぶことも多いですよね。

自分好みの結婚指輪を選ばせてくれたから、支払いは私が多めに、という思いもあるようです。

お互いの指輪を贈り合う

結婚指輪の費用を割り勘にする場合、「お互いに相手の指輪を買って贈り合う」というケースも多いです。

男性は女性用の指輪代金を支払い、女性は男性用の指輪代金を支払う、というかたちです。

結婚指輪は数十年使い続ける、大切な結婚の証。

完全に半分ずつ折半するよりも、プレゼントし合うほうが思い出に残りますね。

自分の指輪の代金は自分で支払う

こだわりが強いカップルは、男性か女性、どちらか片方のリングが高額になってしまうこともあるでしょう。

お互いの負担する割合でけんかになりそうなら、「自分の着けるマリッジリングは自分で購入する」と決めるのもあり。

婚約指輪の有無、結婚式費用の分担で、結婚指輪の支払い方法を決める

貯金箱とカップル

結婚指輪の費用を支払う人を決めるときは、エンゲージリングの有無結婚式費用の分担方法もふまえておきましょう。

マリッジリング以外にも、結婚に際しては、なにかとお金がかかるもの。新郎新婦のどちらかが不平等を感じないよう、細かく考えておくのが無難です。

婚約指輪あり

プロポーズで男性から婚約指輪をプレゼントされた場合、結婚指輪も男性に全額負担してもらうのは、ちょっと恐縮してしまう、という女性もいます。

そんなときは、男性にもらった婚約指輪のお返しとして、女性が結婚指輪を購入する(もしくは女性が多めに支払う)というのも素敵ですね。

婚約指輪のお返しは、もらった指輪の「1/3~半返し」が目安とされています。

エンゲージリングの平均購入額は35.7万円、一方のマリッジリングは男性用が平均11.6万円、2本合わせて平均25.1万円です。

女性が結婚指輪を購入するのは、エンゲージリングのお返しにちょうどいい金額となるんです。

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婚約指輪なし

婚約指輪を買わないカップルも、珍しくありません。

婚約指輪なしで結婚指輪のみを購入する場合、お互いに贈りあうのがオススメです。

婚約指輪なしの場合、女性の結婚指輪にはダイヤなど宝石を埋め込むことも多く、男性用よりもすこし高めになる傾向があります。

お互いに贈りあっても(割り勘)、男性がすこし多めに支払うことになるので、男性の顔も立てられるはず。

婚約指輪を欲しい!と思っていたのに買ってもらえなかったのなら、彼に結婚指輪をおねだりするのもいいかもしれませんね。

トータルの結婚費用で分担する

結婚式をする場合、さまざまなお金が必要になりますよね。

結婚生活にかかわる費用を全部割り勘にすると、「私の方が低収入なのに!」など不満の原因になるかもしれません。

それぞれの収入を踏まえつつ、「結婚式・新婚生活で必要になる費用は項目別に夫婦で分担して、残りはワリカン」など決めてしまうのも、ひとつのアイデアです。

【項目別で結婚費用を分担する方法例】

● 女性が負担

結婚指輪代、衣装・ヘアメイク代、結婚式の前撮り費用

● 男性が負担
婚約指輪代、挙式料、会場使用料、カメラマン、アルバム代

● 夫婦で割り勘
結納や両家顔合わせの食事代、引越し費用、新婚旅行費用などその他

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費用相場はいくら?みんなの結婚指輪の購入金額

貯金

一般的な結婚指輪の費用負担がわかったところで、ここからは指輪の購入にかかる金額や支払い方法についてご紹介していきます。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020」によると、結婚指輪2人分の費用は平均25.1万円でした。

男女別の平均購入金額は、このとおり。

  • 男性用マリッジリング:11.6万円
  • 女性用マリッジリング:13.6万円

女性用にはダイヤや宝石を埋め込むこともあり、男性用よりも少しだけ高めになることも多いよう。

結婚指輪の支払いはいつ?注文と受け取りのタイミング

結婚指輪は1回目の来店でデザインやサイズを決めて、後日2回目の来店で受け取りをします。

基本的に結婚指輪の支払いは、1回目の来店で注文したタイミングに行います。ジュエリーブランドによっては、注文時に前金を、受け取りまでに残りの金額を支払います。

どちらの方法にせよ、指輪選びをする日にまとまったお金を準備しておく必要があるんです。

ちなみに、結婚指輪の注文から受け取りまでの期間(納期)は、1ヶ月~2ヶ月程度

結婚式の指輪交換に間に合うように、逆算してスケジュールを立ててくださいね。

現金?クレジットカード?分割?気になる指輪の支払い方法

カード決済結婚指輪の費用は、2本で平均25.1万円と高価な買い物です。ですから「現金だと足りなくなるかも?」「クレジットカードの限度額は足りるかな…」と購入時の支払い方法に不安を感じますよね。

国内にある一般的なジュエリーショップやブランドの路面店、百貨店なら、以下の支払い方法は大体対応してくれます。

  • クレジットカード(一括/リボ払い/分割/ボーナス一括)
  • ショッピングローンによる分割払い
  • 現金

結婚前後では披露宴や婚約指輪、新居の家具家電、新婚旅行などでなにかとお金がかかるもの。

自分たちに合った支払い方法で結婚指輪を購入しましょう。

支払い方法別に、特徴をご紹介します。

クレジットカードでポイントを貯める

クレジットカードなら、各種支払い方法を選ぶことができます。

  • 一括払い
  • リボ払い、分割払い
  • ボーナス一括払い

クレジットカードで結婚指輪を支払うときのメリットは、ポイントを貯めることができる点。

結婚指輪のような高額な商品なら、一気に多くのポイントをゲットでき、そのポイントでほかの買い物ができちゃいます。

また百貨店やショッピングセンターが発行しているクレジットカードなら、「クレジットカード払いで5%オフ」などの特典があるので、すこし安く購入可能です。

事前に限度額の確認・引き上げを忘れないようにしましょう。

ショッピングローンを使って分割払い

クレジットカードを持っていない人は、ショッピングローンの利用が便利です。分割で支払うことができるため、月々の負担が小さくて済みます。

ショッピングローンの場合、申し込みをするタイミングで頭金を求められることが少なくありません。ショッピングローンを利用するときは、事前に電話やネットで予算を伝えて頭金の額を確認しておくとスムーズです。

また月々の支払いで手数料がかかるので、トータルで考えると割高になることは忘れずに。

現金払いなら一度に支払いが済むのでスッキリ

じつは一番多い支払い方法が、現金支払いです。

ブランドによっては、現金支払い限定の割引があるケースもあります。限度額の心配も必要ありません。

ただし20万円以上もの大金を持ち歩くのは不安もありますし、まとまったお金が準備できないことも多いでしょう。振り込みで支払いができるかどうか、聞いてみるのもオススメです。

(参考:現金、カード......はたまたローン? 指輪の代金の支払い方法、みんなはどうした?|プロポーズコラム|結婚指輪・婚約指輪|マイナビウエディング

まとめ

  • 結婚指輪の支払いは、男女どちらかが負担するより割り勘が一般的
  • 男性が買う、女性が買うケースもあるので納得するまで話し合おう
  • 結婚指輪の平均費用は、2人分で約25万円
  • 国内の主要なショップなら、現金・カード・ショッピングローンと支払い方法も充実

結婚指輪の支払いは男女のどちらが負担すべきなのかについてご紹介しました。

お金はもめごとの起きやすい、センシティブな問題です。

2人でよく話し合って、お互いの納得できる方法で結婚指輪を購入しましょう。

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