結婚式場までのゲスト送迎はどうする?マイクロバス貸切手配の方法と料金目安

結婚式場までのゲスト送迎はどうする?マイクロバス貸切手配の方法と料金目安

ようやく結婚式場が決まり、プランの内容やスケジュールも固まってきて安心。

いえいえ、まだまだ気を抜いてはいけませんよ!

遠くから結婚式に参列する家族や親せき。式場までどうやって来てもらいますか?

  • 式場でシャトルバスの用意が無い
  • 駅徒歩20分!ゲストを歩かせるのは悪いし、タクシーを何台も手配するの面倒
  • 慣れない土地で迷子…式場にたどりつけない!
  • 足の悪いご年配者がいる
  • 小さいお子様を連れて参列する方がいる
  • 挙式会場と披露宴会場、二次会会場が離れていて、徒歩移動できない

などなど、結婚式で送迎バスが必要になるケースは意外と多いんです。

今回は、ご自宅から結婚式場までラクラク送迎してもらえる、便利な貸切マイクロバスの活用方法について解説します。

この記事のポイント!

  • 結婚式を挙げる場所が実家から離れてるカップル向け
  • 個人でも簡単にマイクロバスを借りる方法がわかる
  • 送迎バスの手配はいつまでに行えばいいかわかる
  • 貸切マイクロバスの料金相場がわかる

結婚式の送迎バスは、どんなバスを借りるべき?

「貸切バスなんて借りたことなんてない!」

仕事柄よく利用する人は除き、ほとんどの方が手配は初めてなのではないでしょうか?

そもそも、どんな大きさの貸切バスがあるの?定員は何人なの?いくらぐらいで借りれるの?と知りたいことばかりですよね。

それではさっそく、結婚式の送迎に便利な貸切バスについてご紹介していきましょう。

マイクロバス(定員:20名前後)

一般的なマイクロバスの例
(写真提供:東新観光)

貸切バスの中で最もコンパクトなバスです。

定員は20名前後。

短距離なら補助席を利用することもでき、その場合は、25~26名ぐらいまで乗れる場合もあります。

マイクロバスの座席
(写真提供:東新観光)

バス料金も「小型バス」の区分になるので、他の大きさのバスに比べ、最も安い値段で手配ができます。

両親や親せきなどを自宅から式場まで送迎するだけなら、マイクロバスが一番手頃。

値段もリーズナブルなので、結婚式にかかるコストを抑えることができますね!

貸切マイクロバスについて詳しくはこちら

中型バス(定員:27名まで)

中型バス
(写真提供:アルモニア)

27名までの移動に便利な観光バスタイプ。

補助席が付いていないことがほどんどで、座席と座席の間もゆったりしています。

中型バスのなか
(写真提供:アルモニア)

天井も高く、眺めがいいので、結婚式のついでに観光も楽しみたいという場合にはおすすめです。

料金区分は「中型バス」で、貸し切り料金はマイクロバスよりも少し高くなります。

自宅と式場が離れていおり、近くのホテルで前泊するような場合は、ゆったり乗れる中型バスを選びましょう。

トランクがついているので、キャリーケースやボストンバッグなど、宿泊荷物を持っているゲストがいるなら、マイクロバスよりも中型バスがベスト。

貸切中型バスについて詳しくはこちら

大型バス(定員:43~45名)

一般的な大型バスの例
(写真提供:オリエント交通)

貸切バスとして手配できる最も大きなバス。

定員は43名前後で、補助席を利用すれば53~55名まで乗れます。

大型バスの座席例
(写真提供:オリエント交通)

結婚式場から披露宴会場までのピストン送迎や、二次会場までの移動にも便利。

家族だけではなく、大勢のゲストを一度に運べるのでスムーズです。

料金区分は「大型バス」で、最も高くなりますが、大勢が電車や路線バス、タクシーに分乗して移動するわずらわしさがないのでオススメです。

貸切大型バスについて詳しくはこちら

ミニバス(定員:13名まで)

ミニバンタイプのバス
(写真提供:アムラックストヨタ メガウェブ)

バス会社によってはまれに所有していることがある、ミニバス。

10~13名まで乗れるマイクロバスよりもコンパクトなサイズです。

ミニバスの座席例
(写真提供:アムラックストヨタ メガウェブ)

東京や大阪などの都心部では、持っているバス会社が何社かあるようです。

小型バス(定員:21~25名)

小型バスの一例
(写真提供:東新観光)

小型バスは、中型バスの長さをさらに短くした観光バスタイプの貸切バス。

定員は21~25名で補助席はついていません。

小型バスの座席例
(写真提供:東新観光)

すでに各バスメーカーで製造を終了しているため、古いバスをていねいにメンテナンスして運行しているケースがほとんど。新車はありません。

持っているバス会社も年々減っており、手配できる可能性が少なくなってきました。

ミニバスも小型バスも、値段はマイクロバスと全く同じ。

無理して探すよりも、借りやすいマイクロバスをオススメします。

結婚式の送迎バス料金はどのぐらい?安く借りるコツは?

結婚式の送迎バスの費用相場

貸切バスの料金は、バスを使っている時間と走らせる距離で計算します。

2023年6月27日に国土交通省より、各エリアごとの貸切バス最低料金を示した「新公示運賃額」を発表(9月下旬以降から順次適用)。それを下回らないように、バス会社が運輸局にバス料金の単価(時間と距離それぞれの単価)を独自で届け出ています。

このため、バス会社ごとに単価が変わるので、見積りを取らないと正確なバス料金が出せなくなりました。また、しっかりと見積り合わせをして料金・サービスを比較しないと損してしまうかも!

「貸切バスの達人」では出発地から式場までの送迎スケジュールに合わせて、各バス会社が無料で見積りを出してくれるので、ぜひ利用してみましょう。

なお東京や大阪で利用する場合、地方都市で利用する場合、それぞれ管轄する国交省の運輸局が違うので、各都道府県でもバス料金は変わりますよ。

貸切バス料金の目安や料金に含まれる項目についてはこちら(貸切バスの達人)

結婚式送迎にオススメ!マイクロバス貸切料金の目安

都内近郊からの送迎なら、平日に往復8時間・100㎞で最低59,700円(税込)~が目安。(マイクロバスの場合)

自宅から式場が近く、いったんバスを返して迎えにきてもらうなら40,000~50,000円程度で済む場合もあります。

その他のバス貸切料金の目安

中型バスであれば税込で最低69,600円(平日で往復8時間・100㎞)からになります。

送迎だけではなく、観光も含め1泊2日で利用した場合は、立ち寄り先にもよりますが、140,000円~200,000円ぐらいを見ておきましょう。

大型バスを5時間以内で60㎞で利用するなら最低42,500円(税込)から。

ただ貸切バスは使い方によっても値段が全然変わってきますし、バス会社ごとに基本単価が異なっているため、正確な料金を知りたい場合は、必ず見積りを取る必要があります。

※バス会社からバスに乗降する場所までの移動分(回送代)は上記金額には含まれていません。

※料金目安は2023年6月27日に国土交通省から発表された「新公示運賃額」を基に計算した「最低金額」です。

結婚式送迎バスを安く借りる方法

ご紹介したとおり、貸し切りバスの料金は、「利用時間」&「走行距離」によって算出されます。

「利用時間」&「走行距離」は、ゲストの方々が乗車していない区間も含みます。(バス会社の車庫出発→乗車場所への移動など)

なので、送迎バスを安く借りるコツは、出発地に最も近いバス会社にお願いするのがイチバン!

見積りをとるのは無料なので、気軽にお願いしてみてはいかがでしょうか?

バス会社ごとに金額が異なる!無料で見積もりをとろう

でも、自分たちで近くのバス会社を探すのって難しいですよね?

しかもせっかくのおめでたい席。事故やトラブルを起こすなんてもってのほか。

「評判のよい、安全第一の、しかもなるべく安いバス会社を選びたい!」と思うのは当然のこと。

そんな場合に役立つのが「貸切バスの達人」というサイトです。

利用条件を入力するだけで、簡単に近くのバス会社を検索可能。

複数のバス会社からまとめて見積りを取り寄せられるので、料金やサービス、対応をしっかり比較してから決められます。

個人でも簡単に手配できるし、予約方法も簡単!

バスやバス会社に関する情報も充実しているので、安心してお願いできちゃいますよ。

各会社の評判が気になるという人は、口コミもチェックできます

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結婚式の送迎バスを予約するタイミングは?

送迎バスはいつまでに予約する?

結婚式を挙げたい日時はたいていの場合、週末や祝日など。

式場の予約が取りにくい人気のお日柄だった場合は、結婚式の日時が決定した時点で送迎バスの予約した方が安心です。

特に合宿や試合送迎が多い7月~8月や、行楽シーズンの9月~11月の連休は例年、貸切バスの奪いあいになります

ちなみに予約完了のタイミングは、基本はバス料金を前払いしたとき。

キャンセル料は、バス利用日の14日前からかかります。

  • 8日前まで:バス料金の20%相当額
  • 7日前から利用日の24時間前まで:30%相当額
  • 前日:50%相当額
  • 当日:100%相当額

式場決定から挙式当日まで期間が空く場合

結婚式の日取りが1年先、という場合は「こんな早くから予約して大丈夫?」などちょっぴり不安になりますよね。

挙式までかなり時間が空くなら、とりあえず見積りを取り寄せ、お願いしたいバス会社を決めておき、3か月ぐらい前に改めて空き状況を確認してみましょう。

ただ7月~11月の土日や連休にかかるようなら、1年前でもとれないことがあるので、挙式日程が決まった時点で予約しておくのが無難です。

バス会社とよく相談しておきましょう。

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ゲスト送迎で、貸切バスを手配する場合の注意点・マナー

送迎バス手配のマナー

送迎バスに新郎新婦が同乗しない場合は、ご両親やご兄弟など、代わりを務めてくれる責任者を決めておきましょう。

責任者さんの役割は、以下の通り。

  • 乗車時の人数確認
  • 何かあったときの対応(事故に巻き込まれた、渋滞で遅れそう、など)

また、結婚式場までの高速道路料金やホテル・式場の駐車場料金などを、当日実費清算しなければならない場合、責任者にお願いしておく必要があります。

送迎バスの責任者をお願いしたら、事前もしくは後日、食事をごちそうするなど、お礼することを忘れずに!

結婚式場に、バス用駐車場があるかどうか確認を!

もう一つは、駐車場の手配です。

結婚式場や披露宴会場に、マイクロバスを停められる駐車場があるかどうかを確認します。

普通自動車用の駐車場に、バスを駐車することはできません。

またマイクロバスはOKでも、中型バスや大型バスは停められないことが多いので、その場合は自分たちで探さなくてはなりません。

式場の担当者さんに相談してもいいですし、インターネットで「施設名」もしくは「住所」+「バス」+「駐車場」の3キーワードで検索してみましょう。
(例)「青山 バス 駐車場」

都心部でどうしても見つけることができなかった場合、近くの大型レジャー施設の駐車場を借りることも考えられます。

この場合、式場から駐車場までの送迎(回送)分も費用としてかかりますのでご注意を。

まとめ

結婚式

  • 自宅から式場までの送迎ならマイクロバスがおすすめ
  • 移動距離が長い、もしくは、ついでに観光も楽しむなら中型バス
  • 一度に大勢のゲストを移動させるなら大型バスもあり
  • バスの予約は3か月~1か月前、ピークシーズンは要注意
  • バスの駐車場は自分たちで手配が必要
  • 当日送迎バスに乗る人の中で、だれか1人責任者を決めておく

結婚式に参加するゲストや家族に不便はかけたくないものです。

「いい結婚式だった!」といってもらえるように、準備は最後までぬかりなく!

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この記事を書いた人
貸切バスの達人
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