本籍(地)って何?結婚前に知っておくべき基本を詳しく解説!

本籍(地)って何?結婚前に知っておくべき基本を詳しく解説!

婚姻届に記載欄がある「本籍地」

結婚後は夫婦2人で同じ場所に本籍を置く必要がありますが、日本国内であればどこに置いても良いという特徴から、その場所や決め方も様々のようです。

ここでは、「本籍地とは何か?」という基本から、先輩カップルの本籍地の決め方や婚姻届け提出後の本籍地変更手続きなど、結婚前に知っておきたい「本籍地」についての情報をまとめました。

この記事のポイント!
  • 本籍(地)について結婚前に知っておきたいカップル向け
  • 本籍地とはなにか、基本がよく分かる
  • 本籍地を置く場所や決め方が分かる
  • 婚姻届提出後の本籍変更に必要な書類や手続き方法が分かる

本籍(地)とは?変更しないのはアリ?

結婚 本籍

本籍地とは、戸籍を保管する役所(市区町村)がある場所のこと。つまり、あなたの戸籍が置いてある場所が、あなたの本籍地となります。

婚姻届を提出するということは、それまで入っていた両親の戸籍から抜けて、新郎新婦で新たな戸籍を作ること。夫婦の戸籍を管理する役所の市区町村(本籍地)を新たに決める必要があるのです。

そのため、夫婦のどちらかは必ず本籍地が変更になります。夫もしくは妻の本籍にあわせるか、2人とも変更して1ヶ所に決めるかのどちらかです。

本籍(地)の決め方は国内なら自由!ただし、夫婦別々はNG!

結婚 本籍

本籍地は、基本的には日本国内であればどこでも自由に決められます。ただし、夫婦2人で別々の本籍地を登録することは不可能で、必ず統一する必要があります。

それさえ守れば、出生地や現在住んでいる場所と関係なく、好きな場所に本籍を置くことができます。

では、先輩カップルたちはどこを本籍地としているのでしょうか?

みんなのウエディング」のアンケートでは、本籍地を新郎新婦どちらかの実家にしている人が55%、次いで、新郎新婦の新居にしている人が37%。また、思い出の場所や有名スポットにしている新郎新婦もいます。

今回は、この3パターンの本籍の置き方について解説していきます。

  1. 新郎新婦どちらかの実家を本籍地に
  2. 新郎新婦の新居を本籍地に
  3. 思い出の場所や有名スポットを本籍地に

1.新郎新婦どちらかの実家を本籍地にする

結婚 本籍結婚前は、両親の本籍地があなたの本籍地となっていることがほとんど。結婚後も、そのまま実家の本籍地を引き継ごうというカップルが多くいます。

「男性側女性側、どちらの実家の本籍にするか?」でいうと、男性側の実家を本籍地にしているカップルが多く、「彼の両親の意向が強かった」と話す新婦もいます。

その他、他の市区町村への引越しを考えている新郎新婦は、「引越しのたびに本籍地を変更するのは面倒なので、とりあえずどちらかの実家を本籍地に置いた」という人もいます。

また、現住所と本籍地が離れている場合、「戸籍謄(抄)本が必要となった場合、実家の家族に頼んで取りに行ってもらえるから」というメリットをあげている人もいます。

みんなの体験談夫の母の希望で決まりました

新居を本籍にしたいと思っていましたが住所が決まらず、婚姻届の本籍地の欄を空欄にしていました。そのうち、夫の母から「本籍はこちらの実家にしてほしい」と要請が!

そして、自分の母に相談をしたところ、「それが当たり前」と言われ、遠く離れた馴染みのない夫の実家を本籍にしました。

夫と2人で本籍について話し合った時に、先に決めておけばよかった…。ちなみに、夫の母は喜んでいて、お願いしてないのに戸籍謄本を送ってくれました(笑)。

2.新郎新婦の新居を本籍地にする

結婚 本籍2人で新たに生活をスタートする新居の市区町村を本籍地にしたというカップルもいます。

夫婦として出発する地を本籍地にすると、「2人で共に過ごしていくんだ!」という決意も高まりますよね。

また、住所と本籍地を一緒にしておくと、戸籍謄本が必要になった時にすぐに役所へ取りに行くことができるというメリットもあります。

3.思い出の場所や、有名スポット本籍地にする(皇居、富士山、大阪城など)

結婚 本籍本籍(地)は、好きな場所に自由に選ぶことができるという特徴から、2人が出会った場所や思い出の場所を本籍地にしたというカップルも。

「好きで結婚した相手でも、彼の実家を本籍地にするのは抵抗がある」「忘れない場所を本籍地にしたかった」と話す新婦もいます。

人気があるところでは、皇居、富士山、東京ディズニーリゾート、大阪城、東京スカイツリーなどがあります。

本籍地が遠方だと、戸籍謄本取得が不便になるのがデメリット

悩む新郎新婦ただし、どちらの実家も遠い場合や、遠方にある有名スポットなど、居住地からあまりに遠方に本籍を置くと「戸籍謄本の取得時に不便」というデメリットがあります。

というのも、下記のような場面では、戸籍謄本が必要。本籍地の役所に出向いて取りに行くか、取り寄せる必要があります。

  • パスポートの取得
  • 運転免許証に記載されている事項の変更時
  • 不動産登記時
  • 子どもの入学・進学時

役所まですぐに出向ける距離を本籍地にしておけば、必要な時にスムーズに戸籍謄本を取得することができます。

利便性からいうと、居住地となる2人の新居を本籍地とするのが賢い選び方といえそう。

本籍地は、婚姻届け提出後も変更できる!

結婚 本籍 変更手続き 新姓 印鑑

基本的に、本籍地はいつでも変えることができますので、必要であれば婚姻届けを提出したあとでも変更は可能。

次の段落で、本籍地の変更(転籍)に必要な書類・手続き方法をご紹介します。

本籍地変更に必要な書類と手続き方法

【手続きに必要な書類】

  • 転籍届
    現在の本籍、新しい本籍、同じ戸籍上にいる人の名前と住所、転籍届の届出人などを記載(最寄りの役所で取得・または役所のHPからもダウンロード可能)
  • 戸籍謄本
    同一市区町村内での転籍の場合は不要
  • 印鑑
    筆頭者・配偶者2名の印鑑が必要
  • 届け人の本人確認書類
    運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等

【手続きをする場所】

  • 現在の本籍地がある市区町村
  • 現在の居住地の市区町村
  • 変更後に置きたい本籍地の市区町村

※上記いずれかの役所へ出向いて戸籍筆頭者が必要書類を提出し、役所の指示に沿って手続きを行います。住所変更とは異なり、一度で完了する手続きなので、それほど面倒なものではありません。

ただし、これら本籍地変更に必要な書類・手続き方法は各市区町村によって異なります。

必ず事前の確認を行い、役所の指示に沿って手続きを進めて下さいね。

本籍を変更したら、免許証などの書き変えが必要

本籍地を変更した場合、それに伴い変更手続きが必要なものもあります。

  • 運転免許証:記載事項変更届を提出
  • パスポート:本籍の都道府県が変更になる場合に限る
  • 国家資格:本籍地が記載されている資格に限る(看護師免許、危険物取扱者免状など)

ミニコラム離婚したら、本籍地はどうなるの?

離婚したら、まず今までの戸籍から除籍されることになり、3ヵ月以内に「戸籍をどうするか」次の中から選択をして手続きをすることになります。

  1. 結婚前の親の戸籍に戻り、旧姓を名乗る
  2. 新しく自分を筆頭者とした戸籍を作り、旧姓を名乗る
  3. 新しく自分を筆頭者とした戸籍を作り、結婚時の姓を継続する

この時、本籍地の記載については、今まで住んでいた住所でも、実家の住所でも、新居でもどこを選んでも構いません。

参考までに、「本籍地を何度も変えると遺産相続の時に、自分の子供が本籍を置いたすべての役所で戸籍謄本を取り寄せることになり、苦労をかけるから」という理由で、離婚しても本籍地を変更しない人もいるようです。

まとめ

結婚 本籍 日本国内なら可  富士山でもOK

  • 本籍地とは戸籍を保管する役所の場所のこと
  • 結婚に伴って夫婦2人で新たな本籍地を決める必要がある
  • 日本国内であればどこでも好きな場所に置くことができる
  • 新郎新婦どちらかの実家or新居の市区町村に本籍地を置く先輩カップルが多数
  • 皇居や大阪城など有名スポットや思い出の場所を本籍地とするカップルも!
  • 遠方に本籍地を置くと戸籍謄本取得時に不便になる可能性
  • 婚姻届け提出後でも本籍地の変更はできる

本籍地は、ひとつの戸籍につきひとつ決定するのが基本。

婚姻届けを提出したら、夫婦で別々の場所に本籍地を置くことは認められていないので、いずれにしても、2人でよく話し合って本籍地を決定してくださいね。

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