女の子の憧れ!ロングトレーンのウェディングドレスを徹底解説

女の子の憧れ!ロングトレーンのウェディングドレスを徹底解説

ウェディングドレスにはさまざまなタイプやデザインがありますが、ドレスの後ろの裾が長いタイプを「ロングトレーン」といいます。

ヴァージンロードに広がる美しい刺繍が施されたシルクやレース、ソフトチュールの長い裾は、女性が憧れるロイヤル・プリンセスの象徴。

小さい頃に憧れた「理想の花嫁姿」そのものではないでしょうか。

そこで今回は、華やかな存在感と気品を兼ね備えたウェディングドレス、ロングトレーンドレスの特徴やその歴史、選ぶ時のポイントなどご紹介します!

この記事のポイント!
  • ウェディングドレスを探している人向け
  • ロングトレーンの基礎知識を学べる
  • ロングトレーンに合う会場や挙式スタイルがわかる
  • 体型や好みに合わせたロングトレーンの選び方がわかる

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花嫁の後ろ姿を華やかに演出する、ロングトレーンのウェディングドレスとは

dress

ロングトレーン(Long train)とは、ドレスの後ろの裾が長いタイプのウェディングドレスです。

ドレスの引き裾を表す「トレーン」は英語の「トレイン(train)」に由来しており、列・列車といった意味を持ちます。

ロング(長い)トレーン(列車)という名は、長い引き裾が何両も繋がって走る列車の様子を表しているんですね!

トレーンの長さは、身分の象徴・ステータスだった

ロングトレーンの歴史は長く、12世紀頃には既に登場しており、宮廷では身分の高さに比例してトレーンの長さが決められていました。

トレーンが長ければ長いほど歩き難いですし、生地や装飾によってかなりの重さになることも。

しかしその長い裾を、エレガントに捌いて歩くことこそが、女性のステータスでもあったのです。

現代でも、ロイヤルウェディングといえばロングトレーンのウェディングドレスが定番。

その中でも史上最長と言われるのが、イギリスのダイアナ妃が纏ったロングトレーンのドレスで、その長さはおよそ8メートルもありました。

抜群の存在感!ロングトレーンは教会式(チャペル)でこそ映える

church sanctuary before a wedding ceremony

華やかな存在感と気品溢れるロングトレーンが映える会場・挙式スタイルといえば、何と言ってもチャペルや大聖堂で行う教会式でしょう。

キリスト教のしきたりに基づいた挙式スタイル・教会式の場合、花嫁はヴァージンロードをゆっくりと歩いていくため、ゲストはそのほとんどの時間を花嫁の後ろ姿を見て過ごします。

美しくゴージャスなバックスタイルを演出してくれるロングトレーンは、チャペルや大聖堂の神聖な雰囲気によく似合います。

彩り鮮やかなステンドグラスに高い天井、パイプオルガンの音色が響く厳かな教会なら、ロングトレーンのウェディングドレスで品のある結婚式を挙げられるでしょう。

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ロングトレーンのウェディングドレスで失敗しない、3つのポイント

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  1. トレーンの長さは、挙式会場の大きさ・バージンロードの長さに注意
  2. 美しいラインを出すためには、素材選びが重要
  3. 披露宴では、取り外し可能のロングトレーンがおすすめ

1. トレーンの長さは、挙式会場の大きさ・バージンロードの長さに注意

ロングトレーンタイプのウェディングドレスを選ぶ時、最も注意したいのが、会場の大きさとトレーンの長さ(大きさ)のバランスです。

例えば、バージンロードの幅が狭くて祭壇への階段が短いチャペルでは、トレーンが綺麗に広がらず、せっかくのロングトレーンも映えません。

介添え(アテンド)さんがサポートしてくれますが、退場の時はどうしてもトレーンの部分の生地がまとまって、もたついてしまいます。

ロングトレーンのウェディングドレスに強いこだわりがある場合は、トレーンの長さや広がり具合を考慮した会場選びが必要です。

特に、バージンロードの長さ、祭壇の高さと幅は、十分にチェックしておきましょう。

2. 美しいラインを出すためには、素材選びが重要

ロングトレーンドレスは素材選びを慎重に

存在感抜群のロングトレーンのウェディングドレスにとって、大切なのはバックスタイルのラインでしょう。

ボリューム満点のフリルや繊細な刺繍、大胆なカッティングといったデザインも大切ですが、トレーンの美しさを決めるのは、やはりドレスの素材そのもの。

例えば、クラシカルな雰囲気のあるチャペルで挙げる結婚式なら、以下のような素材がラインが美しく出るのでおすすめです。

  • 高級感溢れるハリと独特の光沢が美しいミカドシルク
  • 上品な透け感とほのかな光沢が清楚なオーガンジー
  • 細かいシボ(ちりめん)が優美なドレープ感を生み出すジョーゼット

ドレスは生地の素材よって表情を変え、見る人の印象を大きく変えます。

デザインばかりに囚われず、会場の雰囲気に合った素材選びを心がけてくださいね。

3. 披露宴では、取り外し可能のロングトレーンがおすすめ

ロングトレーンの中には、トレーンの部分を取り外したり、長さ調整のできるものがあります。

挙式ではロングトレーン、披露宴ではトレーンを外すといった使い分けが可能ですよ。

お色直しをしない場合でも簡単に印象を変えられますし、キャンドルサービスやテーブルフォトなど新郎新婦がラウンドする演出が多い場合にもオススメです。

取り外し可能なロングトレーンドレスなら、ゲストハウスウェディングやレストランウェディングなど、会場が狭い披露宴でも着ることができますね。

ウェディングドレスの種類別!ロングトレーンデザイン

ウェディングドレスには何種類ものドレスラインが存在し、ラインごとにロングトレーンの印象も大きく変わります。

自分の体型やイメージに合ったドレスラインのロングトレーンを選びましょう。

Aラインのロングトレーン

Aラインのロングトレーンドレス

ウエストの位置が高く、ウエスト部分から裾にかけてアルファベットの「A」のように広がっていくAラインドレス。

体型を問わずどんな女性にも似合うドレスラインとして絶大な人気を誇っています。

そんなAラインのロングトレーンは、シンプルながら上品なシルエットに存在感をプラスしてくれます。

縦のラインを強調できるので、背が低めの花嫁にもおすすめです。

エンパイアラインのロングトレーン

エンパイアラインのロングトレーンドレス

バストのすぐ下に切り替えがあり、裾に向かってゆったりと広がっていくエンパアイアライン。

ウエスト部分に締め付けがないため、マタニティドレスとしても人気の高いドレスです。

エンパアイアラインのロングトレーンデザインは、上品で女性らしい印象を与えてくれます。

Aライン同様、背が低い花嫁さんが縦の長さを強調したい場合におすすめ。

プリンセスラインのロングトレーン

プリンセスラインのロングトレーン

プリンセスラインとは、ウエストの切り替えからスカート部分が大きく膨らんだシルエットのドレスで、ふんわりと広がったスカートはまさにプリンセスそのもの。

ドレス単体でも華やかな印象ですが、ロングトレーンタイプならボリューム満点でゴージャスな雰囲気に。

ドレスのシルエットがウエストを細く見せてくれるので、お腹周りが気になる花嫁さんにもおすすめです。

マーメイドラインのロングトレーン

マーメイドラインのロングトレーンドレス

マーメイドラインは、上半身から膝にかけてはボディにフィットし、膝から裾にかけて広がっていくラインのドレスです。

その名のごとく、マーメイド(人魚)の尾ビレのようなラインのロングトレーンは、女性らしい柔らかな曲線を強調し、大人っぽくセクシーな印象。

膝から裾にかけて、ギャザーやフレアが美しく広がります。

長身でスレンダーな体型の花嫁に似合うスタイルですね。

スレンダーラインのロングトレーン

スレンダーラインのロングトレーンドレス

ドレス全体がすっきりと細身にできており、体のラインにフィットしたスレンダーラインのロングトレーンは、裾の広がりが少なくてスタイリッシュな雰囲気。

あまり広くない会場でも映えるタイプのドレスです。

モダンで大人っぽい印象を与えたい花嫁におすすめ。

ロングトレーンのドレスには、どんな長さのベールを合わせる?

ロングトレーンに合わせるベールの長さ

後姿が印象的なロングトレーンのウェディングドレスには、どんな長さのベールを合わせたらいいか迷いますね。

ドレスのデザインにもよりますが、トレーンよりも長めのロングベールだとバランスよくエレガントな印象に。

お尻よりも長めのミドルベールを付ける場合は、ドレスの腰部分にあるリボンなどの装飾と重ならないようにしたほうが、すっきり見えるでしょう。

ウェディングドレスとベールなどの小物類は、素材や装飾などを考えてバランスよくコーディネートするのが基本。

トレーンの部分にボリューミーな装飾があったりレースが施されているものなら、そのドレスのデザインを生かせるようなシンプルなベールがオススメですよ。

まとめ

  • ロングトレーンは教会式におすすめのドレス
  • ロングトレーンを着たいなら広めのチャペルや長いバージンロードがオススメ
  • 特に祭壇の広さや高さは重要!
  • ロングトレーンのドレスはハリ、光沢などの素材感が大切
  • 自分の体型・イメージに合ったドレスラインのロングトレーンを選ぶ

以上、女の子の憧れ、ロングトレーンのウェディングドレスについてご紹介しました。

ウェディングドレスは女性にとって一生に一度の晴れ姿。

最高の思い出にするためにも、後悔のないドレス選びをしたいですね。

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