結婚式トラブル事例【見落としがち!見積もり項目・珍常識編】プランナーが解説!

結婚式トラブル事例【見落としがち!見積もり項目・珍常識編】プランナーが解説!

現役のウェディングプランナーさんに、花嫁さんのよくある疑問を解説してもらう連載「結婚式トラブル事例」

今回は、見落としがちな結婚式見積もりの項目と、ちょっと納得いかない!という日本の結婚式の珍常識を取り上げます。

花嫁さんのリアル体験談をご紹介しつつ、プランナーさんに気になる疑問をぶつけてみました。

見落とし注意!意外とお金がかかる、結婚式の見積もり項目

知らなかった必要項目が見つかり、見積もりよりも大幅に高額になった。
(匿名さん)
なんでも追加料金でした。
(@rqponeさん)
把握していない必要項目が見つかり、見積もりより大幅に高くなった。
(匿名さん)
(見積もり項目を)追加追加すると、値が上がる
(匿名さん)
ケーキ入刀のナイフにリボンをつけるだけなのに、1,000円もかかった。
(匿名さん)

結婚式の見積もりは、値上がりするのはもやは常識、という感じですが、その原因の一つが「項目の見落とし」

新郎新婦が必要だとしらなかった項目が、あとから追加されて、いつのまにか予算オーバーに!というトラブルもあります。

これってなに?という見積もり項目と、オプションの金額についてプランナーさんに聞いてみました。

お引上げ料やベールアウトとは?絶対に必要?

かすみ草のヘッドドレス

◆ お引上げ料とは
お引上げ料とは、結婚式用のヘアメイクを、日常用に戻すための費用。
ヘアメイク代に含まれることもある。

◆ ベールアウトとは
ベールアウトとは、挙式後にウェディングベールを外してもらうこと。
披露宴にむけてヘアセットを整えるために必要な費用。

-お引上げ料やベールアウトは必須ですか?やらない人もいる?

お引上げ料やベールアウトは全員がお願いするものではないので、必須項目ではないですね。

むしろお引上げ料やベールアウトは必須ではないからこそ、プラス料金をいただく会場があるのだと思います。

お引上げ料に関しては、そのまま二次会に向かわれる方も多いですし、もったいないから記念に、などの理由で、その日はそのままでお帰りになる方もいらっしゃいます。

ベールアウトについては、もしかしたらベールは挙式の時にしかつけてはいけないもの、と思われている方も多いのではないでしょうか。

披露宴の中でもウェディングベールをつけていただいても問題無いですし、ベール姿の花嫁と一緒に写真が撮れるチャンスも集合写真以外あまり無いので、ゲストにも喜ばれると思います。

結婚式のオプション料金が高いのでは?

披露宴のスピーチや手紙

-マイクの装飾に1,000円はさすがに高すぎ。どうしていちいちお金がかかるの?

マイクの装飾は、決してリボンやお花代(材料費)だけではないのです。

2時間~2時間30分の披露宴に耐えられるように、特殊な方法で取り付けますし、そのスタッフの作業代ですね。

ただ「いちいちお金がかかる!」そのお気持ち、よく分かります。

これを防ぐには『契約前の事前の確認』と『本当に必要?』の再確認が大切です。

もちろん、装飾を増やした方が華やかですし、ゲストからも「お金かけててすごいわ~」と思われることでしょう。

ただ、それって必要?と一度振り返ってみてください。

これは納得いかない!花嫁が疑問に思う、結婚式の変な常識

~前略~
レンタルドレスの時間が伸び、料金が上乗せされることには納得したのですが、アテンド料の高さにびっくり!
また、着替えヘアチェンジのなにがそんなに高くなるのか分からず不満に思い、再度問い合わせました。
(匿名さん)
式場でのペーパーアイテムが高いこと(が、不満)
(@co_weddingさん)
わからないことだらけで、一生に一度と思うと、あちらの言い値だった。
(匿名さん)
覚悟はしていましたが、やはり最初の見積もりよりは値上がります。妥協かこだわりか…折り合いをつけるのが大変!
(匿名さん)
映像と音楽を別でかけようとしたら、それはできないと断られた。
(匿名さん)

結婚式の準備を進めるカップルは、当然ブライダル初心者さん。

できること・できないこと、費用の感覚もわからず、結婚式場やプランナーさんにちょっと不満を抱えている人も多いようです。

ここでは現役ウェディングプランナーとしての立場で、ちょっと変かもと思われる、結婚式の常識を教えていただきました。

正直、高いなとおもう結婚式の費用項目は?

ウェディングドレスレンタル

基本的には不要な費用は無いかなと思いますが、ひとつ挙げるとすると…。

何十回もレンタルを繰り返して、明らかにクタクタになっているドレスのレンタル料金の高さや、映りの悪いプロジェクターの使用料など。

新郎新婦のふたりは分からないと思って設定している、クオリティに見合っていない金額は気になります。

新郎新婦に親切じゃない、式場の都合は?

即決を迫る会場です。

会場の決定だけでなく、打ち合わせがスタートをしてからも、ふたりだけで決められないことも多いのが結婚式です。

締め切りや期限はありますが、ゆっくり考えていただいて良いと思っています。

逆に、式場側・プランナーが困ってしまうことは?

プランナーや式場スタッフは、何でも屋ではないという点ですね(笑)。

準備はおふたりに頑張っていただくこともいっぱいあるので、ご協力いただけたら嬉しいです。

最近の結婚式の傾向・流行は?

新郎新婦の家族

少人数の結婚式ですね。

多人数で有名な東北地方も「家族婚」や「少人数Wedding」というキーワードが出てきています。

本当に祝ってほしい人だけ、本当にありがとうを伝えたい人と一緒に過ごしたい、という方が増えてきています。

親にも友人にも気を使わせたくないという理由で、家族とは挙式と会食(海外や神社など)、別日で友人と同僚だけの1.5次会パーティーを楽しむという方も多いです。

変わるべき結婚準備の体制は?

ブライダルの業界的にはとにかく閉鎖的です(笑)。

会社同士もっと協力して、プランナーのレベルをアップさせ、結婚式をしたい!と思う人を増やすことに注力すべきかと思います。

人口が減っていくのは仕方ないというか、すぐどうにかできる問題ではないですが、出席した方が、自分もやりたいと思ってもらえる結婚式を提案する能力を高めていくことが急務ですね。

新郎新婦側には問題は無いと思いますが、もし、結婚式を挙げない理由が「恥ずかしいから」という理由だけでしたら、絶対にやった方がいいよ!!!と声を大にしてお伝えしたいです。

まとめ

  • 見積もり項目のベールアウトやお引上げは、必須ではない(削ってもOK)
  • オプション料金の金額は、スタッフの作業料が主
  • 「本当に必要?」ということを考えて、見積もりの値上がりを防ごう

はじめてでわからないことだらけの、結婚準備。

式場の常識が、新郎新婦の常識とは限らないので、不満や不安を抱えて当然なのかもしれません。

わからないことは積極的に質問を求めて、納得のいく説明がうけられれば、トラブルなく結婚準備を進められそうですね。

新郎新婦とウェディングプランナー&式場スタッフが、チームでひとつの結婚式を作り上げる!という意識を持って、結婚準備を楽しんでください。

取材協力
Tさん(プランナー歴15年)
関東、東海、九州、東北など、日本各地での経験を活かし、全国の新郎新婦様の悩みに真摯にお答えしていきたいと思います!