結婚式を貯金なしでも挙げるには?必要な結婚資金一覧

結婚式を貯金なしでも挙げるには?必要な結婚資金一覧

結婚式をしたい、でもお金がない…。

資金ゼロでも結婚式はあげたいなんてちょっと無理難題ですが、そう簡単に諦めたくはないですよね。

ここでは結婚式をやると決めた時に、貯金なしでも、挙式する方法を提案します。

※本ページはプロモーションが含まれています

入籍だけじゃイヤだけど彼女・彼(旦那)にお金がない!

結婚式費用結婚するなら入籍だけじゃなくて、結婚式を挙げたい、ウェディングドレスを着たいという気持ちに共感する女性は多いですよね。

でも結婚式には愛情だけでなく、お金も必要です。

  • 結婚式に必要なだけの十分な貯金が足りない
  • デキ婚で資金計画が狂った
  • 貯金は少ないけど、どうしても憧れの結婚式を挙げたい

こんな時はどうしたらいいのでしょうか?

結婚式費用の平均と、結婚に必要な貯金額

ウェディングケーキ(タワー)ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、結婚式(挙式と披露宴)の費用平均は372万4,000円、平均ゲスト数は71.6人となっています。

なお結婚費用のための貯蓄平均額は、ふたりで345万7,000円。

結婚式をするために、2人でしっかりお金をためていることがわかりますね。

自己負担額とご祝儀の割合は4:6

結婚資金がない場合、ついあてにしたくなるのがゲストからのご祝儀。

高額な結婚式の費用ですが、ご祝儀を結婚式費用に充てると、自己負担額はどのくらいになるのでしょうか?

結婚式の予算=自己資金(親からの援助)+ご祝儀 とした場合で考えてみましょう。

以下の数字は、ゼクシィ結婚トレンド調査2018からの引用です。

  • 結婚式の費用総額…372万4,000円
  • ご祝儀の総額平均…224万8,000円

この場合、372万4,000円-224万8,000円=147万6,000円が自己負担額。

全体の6割をご祝儀で、4割は自己負担する必要がありそう。

なおご祝儀を結婚式の支払いに充てる場合は、結婚式当日か、後払いOKの会場を選ぶ必要があります。

みんなはいくら貯めているの?年代別貯蓄額

自分たちの貯金残高がゼロに近いと、まわりがどのくらい貯めているかが気になりますね。

結婚資金からすこしそれますが、みんなの貯金額を見てみましょう。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成30年)」によると、独身世帯の貯金高の年代別結果は以下のとおりでした。

  • 20代…97万円
  • 30代…168万円

いかがでしょうか?

自分が平均よりも多いのか少ないのかは、あまり気にする必要はないと思います。

でも平均よりも貯金が少ない場合、「本当に結婚式できるかな…」と心配ですね。

結婚式に限らず、結婚から新生活までにかかる費用をすこし詳しく見ていきましょう。

貯金無しでプロポーズは大丈夫?結婚に必要な資金一覧

プロポーズとお金

結婚するには、結婚式だけでなく、婚約指輪や新生活準備などにもお金がかかります。

「結婚」という人生最大のイベントを迎えるにあたり、一体どのくらいお金を用意すればいいのでしょうか?

プロポーズ~顔合わせ食事会…約48万円

プロポーズをするだけならお金はかかりませんが、婚約指輪をふんぱつすることも。

顔合わせ食事会でなく結納を行う場合、結納品や結納金の準備があるので、以下の数字よりも高くなります。

  • 婚約指輪:36万5,000円
  • 結婚挨拶の交通費(遠方の場合):5万3,000円
  • 顔合わせ食事会(食事代):5万9,000円

式場契約~準備中…約74万円

結婚式場を契約する際には、たいていの場合、内金(契約金)が必要です。

その他結婚指輪を購入したり、ブライダルエステやシェービングに行ったりする美容費も。

  • 会場への内金…5~10万円
  • 結婚指輪…24万4,000円
  • ブライダルエステなど美容費…9万8,000円

結婚式当日…約310万円

  • 結婚式費用支払い…約300万円
  • ゲストのお車代…約10万円

新婚旅行やお土産など式後にかかる費用…約73万円

  • 結婚報告はがき…約1万円
  • 結婚内祝い…ご祝儀の半額程度
  • ハネムーン…61.2万円
  • お土産代…10.5万円

引っ越し費用、生活費(3ヶ月分)…約163万円

新婚旅行のほか、彼との新生活を始めるためには新居の準備も必要。

もしもの時のために、3ヶ月分程度の生活費あると安心です

  • 引っ越し費用 6万4,000円
  • 賃貸物件に入居する場合の敷金・礼金 18万2,000円
  • 新生活準備費用(家電・インテリア等)72万3,000円
  • 日々の生活費 22万円(1ヶ月分)

以上、「ゼクシィ新生活準備調査2016」より。

結婚にかかわる支出を全て足すと、600万円以上にも(生活費は3ヶ月分で計算)。

貯金なしでも結婚式を挙げる、4つの方法

結婚式のゲストと新郎新婦充分な貯蓄はないけれど、結婚式を挙げると決めたら、まずは費用を抑えることを考えて。

1.ゲストの人数を減らして少人数婚に

披露宴でかかる費用は、ゲストの人数に比例します。

少人数婚にしたり親族のみの結婚式にしたりすれば、全体費用を抑えることができます。

2.格安プランを利用する

格安プランを打ち出している式場がたくさんあります。

  • 10万円の基本料金(挙式料+ヘアメイク+衣装代+写真撮影込み)
  • 基本料金にプラスして、ゲスト1人あたり1万円の食事代

などという、かなり安いプランも。

もちろん格安プラン内でも結婚式は可能ですが、料理や衣装のランクは最低レベル、などの場合が多数。

オプションを追加していけばいくほど、金額が上がり、結局全然お得じゃない!なんていう事態もあるあるです。

関連記事

【11社比較】ブライダルフェアの特典まとめ!賢く結婚式を挙げるコツ

3.ご祝儀制をやめて会費制にする

ご祝儀制の披露宴だと、コース料理や引出物などで、新郎新婦の費用負担額が高額になります。

少しでも費用を抑えたいなら、会費制の1.5次会スタイルがおすすめ。

料理はコースではなくビュッフェ、引出物は無しでプチギフトのみにすれば、全体額を抑えることができます。

ただし会費制結婚式で節約できるのは、ゲストにかかわる出費のみ。新郎新婦の衣装や演出費などにこだわれば、費用は高くなります。

逆に言うと、ゲストのご祝儀を支払いに充てられないことになります。

4.手作りできるものを探す

  • 招待状や席次表などのペーパーアイテム
  • ウェルカムボードなど会場装飾
  • プロフィールムービーなどのムービー類

これらを手作りして結婚式場に持ち込むのは、結婚式費用節約の定番です。

ただし準備や制作に時間がかかるので、余裕をもって作業して。

貯金無しで結婚式を挙げる時に注意してほしいこと

貯金箱貯金無しで結婚式をやると踏み切っても、注意点はたくさん。

特に結婚式を挙げた時点でお金を使いきってしまうと、その後が大変です。

結婚式でケチりすぎて、ゲストから不評

貯金無しで結婚式を挙げるとしても、あまりに節約しすぎるとゲストから不評をかうことに。

ゲストへのおもてなしに関することは節約を優先しないほうがいいでしょう。

  • 料理…「品数が少なくて物足りない」「ご祝儀制なのにビュッフェは酷い」
  • 引出物・引菓子…「ご祝儀に見合ってない。損した」

結婚式直後に体調崩して思わぬ出費が

結婚式直後に、結婚準備の疲れや環境の変化でどちらかが体調をこわすのはよくあること。

医療費もある程度かかるし、自炊できずに外食が増えたりと出費がかさみます。

なにより体調が悪い時に「お金がない!」のは心配。

デキ婚なのに、出産費用がない

赤ちゃんの出産には何かとお金がかかるもの。

授かり婚なのに、結婚式が終わった時点でお金がゼロになってしまったら、出産の準備ができません。

健康保険に加入していれば42万円の出産育児一時金がもらえますが、分娩費用が40~50万円、ベビーベッドやおむつ、衣類などをそろえると10万円以上かかると言われています。

また、里帰り出産するための交通費が必要なこともあるので要注意。

貯金無し、授かり婚、でも結婚式を今すぐしたい!というのは、非現実的かもしれません。

結婚後にお金に余裕が出てきたら、ファミリーウェディングをするのもオススメです。

結婚式したいけどお金がない。安い結婚式スタイルはこれ!

写真撮影結婚にかかる最大の支出はやはり結婚式。

どの挙式スタイルをどの会場で行うかによって、費用は変わってくるようです。

費用に関するデータを、料金が安い順に並べてみました。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」より)

◆ 挙式スタイル別平均費用

  1. 人前式:26万8,000円
  2. キリスト教式:34万5,000円
  3. 神前式:36万2,000円

◆ 会場別 ゲスト1人あたり平均額
(会場費用÷会場別招待客平均数=1人あたりの平均額で計算)

  1. レストラン:5万4,900円
  2. ゲストハウス:5万9,300円
  3. 専門式場:6万200円
  4. ホテル:6万3,900円

もちろん披露宴の総額は、招待する人数やグレードによります。

平均(372万4,000円)より高めになるのが、ゲストハウスや一般の結婚式場、ホテル。450万円を超えるケースも珍しくありません。

一方レストランウェディングなら、200万前後と平均より低い価格で披露宴を上げることも可能です。

このように考えると、一番お財布にやさしいのはレストランでの人前式ウェディングのようです。

会場選びの参考にしてくださいね。

貯金ゼロ!結婚式費用を払えなかったら?

ローン結婚式場の見積もり段階で予算オーバーするのは、もはや定番。

とうてい結婚式費用を払えない!とわかったら、どうしたらいいのでしょうか?

ブライダルローンを組む

ブライダルローンは、使い道を結婚資金に限定したローンのこと。

結婚式場への支払いはもちろん、婚約指輪、ブライダルエステ、新婚旅行や新生活資金に充てることができます。

ただカードローンより金利が低いとはいえ、借金には変わりないので、結婚後の生活に影響がでます。

ローンを組む前に、夫婦でよく検討して。

親に資金援助をお願いする

結婚に関して、親から何からの資金援助を受けたカップルは全体の76%にも上ります(「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」より)。

「結婚するのに親の援助を期待するのはおかしい」「親が結婚資金をだしてくれるはずない」など、親の援助に対する考えは人それぞれ。

でもローンを組んで結婚生活の最初から借金を背負うよりは、親から援助してもらうほうが、安心できる面も。

経済的な自立を望んでいる両親も、結婚となれば援助してくれるかもしれないので、思い切って相談してみては?

お金がない人にオススメ!結婚資金の貯め方

貯金結婚式を挙げると決めた時点で貯金ゼロでも、たいていの場合、挙式当日までは半年から1年とまとまった時間があります。

多くの人は1年くらいかけて結婚費用を貯めている様子。

お金がないなら、結婚式を挙げると決まったその日から、結婚費用を貯めることを始めて!

貯金するなら、給料から天引きが一番

なかなかお金がたまらないという人は、給与天引きで貯金するのが一番。

定番ではありますが、自動的にたまって行くのが何より手堅い方法です。

毎月2万を貯金、年2回のボーナス時は10万円ずつと設定したとすると、2人で1年間90万円近く貯まります。

結婚資金用の口座をつくって2人でコツコツ貯めるのもいいですね。

結婚を決めたら彼と同居を始める

お互い1人暮らしなら、式前に同居を始めるのも◎。

浮いた1人分の家賃をそのまま結婚資金に回せるのは大きいですよ。

どちらか一方の家で同居を始めたら、さらに浮く金額が増えることに。

結婚式後、お金がたまったら改めて新居さがすのも賢い方法です。

実家暮らしなら、ムダ使いはやめて、しっかり貯金しましょう。

新婚旅行は国内、もしくは無し!

結婚式に後には新婚旅行が待っていますが、海外までいかずに近場で済ますか、思い切ってなしにして、その分結婚式の費用にあてましょう。

まずは結婚式を挙げて、その後お金がたまった時に行くのも◎。

まとめ

  • 結婚を決めた時点で資金ゼロでも、そこから貯金を始めば結婚式はできる
  • 貯蓄なしでも結婚式がしたいなら、費用がかからないスタイルを探す
  • 結婚式の費用を節約する場合でも、ゲストへのおもてなしはしっかりと
  • 自己負担額とご祝儀額のだいたいの割合は4:6
  • 新婚旅行や新居が本当に必要か見直す
  • コツコツ貯めるなら給与天引きが一番

貯金ゼロの状態で結婚式を挙げるなら、お金の心配が常についてまわります。

でも、結婚する決めた日から当日までは半年から1年間の猶予があるはず。

結婚式の費用の節約する一方で、挙式までは2人でコツコツお金をためていきましょう。

花嫁さんの注目は?人気の結婚準備記事ランキング!【2022年】