結婚式の前撮りをしないと後悔する?代わりになる3つのアイディア

結婚式の前撮りをしないと後悔する?代わりになる3つのアイディア

結婚式の代表的な別撮りのスタイルが、結婚式前にスタジオや希望のロケーションで撮影する「前撮り(フォトウェディング)」ですね!

「まわりの友達はみんな前撮りをしてたけど、自分たちもやったほうがいいかなあ…」と悩んでる人も多いんです。

そこで、結婚式の前撮りをする・しない理由や、後悔したエピソードを紹介。

前撮りの代わりになるアイディアと、前撮りの新しいかたち「セルフ前撮り」についてもご案内します。

結婚式の前撮りは必要?しない派の割合と理由

結婚式グッズ

最近はSNSで見かけることも多い、結婚式の前撮りショット。

いざ自分の番になると、する?しない?と悩んでしまいますね。

まずは前撮りをしなかった先輩方の割合や理由、前撮りをして後悔したエピソードをチェックしてみましょう。

前撮りしない割合は約4割!

ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べでは、前撮りや後撮りなど、結婚式の別撮りを行わなかった新郎新婦の割合は、全体の35%。

意外と多くの人が、前撮りも後撮りもしなかったという結果となっています。

インスタグラムなどでよく目に入ってくるために、「みんな前撮りしてるんだ…」と不安に感じてしまうかもしれません。

しかし、前撮りをしない新郎新婦も決して珍しくないんです。

費用相場が高いから?前撮りをしない理由

実際に前撮りをしない理由は以下のような意見が多いよう。

  • 結婚式当日に撮影すれば十分
    結婚式当日の記念撮影やスナップだけで十分という意見。
    実際に、前撮りなしでも満足できた!という先輩新郎新婦もたくさんいるようです。
  • 費用がかかる
    コスト面を理由に、前撮り費用を節約したという意見。
    前撮りで節約した分、結婚式や披露宴にお金がかけられてよかった!と感じているよう。
  • パートナーが乗り気じゃない
    撮りたかったけど、「お金がかかる」「面倒」などの理由で、パートナーが賛成してくれなかったという声も。
  • 結婚式後に「後撮り」を検討すればいい
    結婚式が終わって「やっぱり別撮りしておけば…」となったら、後撮りをすればいいという、慎重な意見。
    結果は、「当日だけで満足」派と「結局、後撮りをした」派に分かれているようです。

前撮りしなかった…後悔の声

前撮りをすればよかった!と思うカップルの声も紹介。

とくに挙式当日の写真に不満があり、前撮りをすればよかった、という意見はよくあるようなので注意!

  • スナップ写真がイマイチのものが多く、不満が残った
  • 酔ってしまって顔色や表情がおかしかった
  • 結婚式当日は天候が悪く、外での撮影ができなかった
  • ゲストとの写真が多く、新郎新婦2人だけの写真があまり撮れなかった

やっぱり結婚式の前撮り(フォトウェディング)したい!人気の理由

屋根の上にいる新郎新婦

前撮りをすることにした理由や、前撮りのメリット、後悔したエピソードをみていきましょう。

衣装がいろいろ着られる!前撮りをする理由

前撮りをやる理由で多いのが、以下のような意見。

  • 当日と違う衣装が着たい
  • さまざまなシチュエーションの写真を残したい
  • 結婚式よりも衣装を安めにレンタルできる(衣装レンタル費用が節約できる)

結婚式当日は予算や時間、会場の都合があって、好きな衣装を全部着るのはなかなか難しいもの。

前撮りをすれば、当日はドレス + 前撮りは白無垢や色打掛などの和装で、というパターンが可能。

シチュエーションやポーズにこだわりがあるなら、当日のウェディングフォトだけじゃ満足できないかも。

前撮りをすればスタジオ撮影でセットにこだわったり、ロケーション撮影の場所に好きなテーマパークを選んだりといった選択もできます。

また、ゆっくり撮影を楽しみたい!という意見も多数派。

結婚式当日の新郎新婦は多忙で、写真撮影にウェイトを置くのは困難なことも。

ゆったりと写真撮影に臨みたいなら、前撮りはぴったりです。

前撮りをするメリット

前撮りをする理由でも挙がった、「当日着られない衣装が着られる」「撮影や結婚式当日に余裕を持てる」という点は、前撮りの大きなメリット。

そのほかにも、次のようなメリットがあります。

  • ヘアメイク・着付けのリハーサルになる
    前撮りで身支度を経験していると、結婚式当日のイメージができます。
    結婚式会場で前撮りまでお願いする場合は、リハーサルを兼ねて、当日と同じスタッフがヘアメイクや着付けを担当することもよくあります。
  • ドレスや和装で歩く練習になる
    裾を引くドレスや和装は、着なれないと歩きづらいもの。
    前撮りで経験しておくと、結婚式当日の練習になります。
  • 当日の装飾や演出に前撮り写真が使える
    前撮りをすると、写真をウェルカムボードやムービーなどに利用することが可能。
    装飾や演出のアイディアが、ぐんと広がります。
  • 自由度が高くイメージを実現しやすい
    結婚式当日と比べると、前撮りは、小物やポーズ、ロケーションに遊び心を取り入れやすいのが、よいところ。
    家族やペットと撮影できたり、思い出の場所で撮影できたりと、理想のイメージが実現可能に。

前撮りしたけど…後悔の声

メリットいっぱいの前撮りですが、「やらなくてよかったかも…」と後悔したという声も。

次のようなエピソードがみられました。

  • 費用をかけて撮ったわりに、アルバムやデータをあまり見返すことがない
  • 写真が親の目に触れて、当日の花嫁姿の特別感がなくなった
  • 前撮りで化粧かぶれをおこして当日に響いた

先輩方の経験を自分の状況に当てはめてみて、後悔しない選択をしたいですね。

前撮りをしない代わりに。後悔しない3つの方法!

イヤリングをする女性

前撮りをしないと決めたり、するかしないか迷ったりしたら、前撮りの代わりになる方法もチェック。

前撮りなしでも、結婚式の思い出はしっかりと残しましょう!

1.当日の写真を計画的に撮る

前撮りをなしにするなら、当日の写真を充実させるのはマスト。

次のような方法で、計画的に写真を残しましょう。

  • カット数を増やす
    プランニングの段階で、記念撮影のシーンやカットの追加を相談しておきましょう。
  • 撮影指示書を作成してカメラマンに渡す
    撮影カット数がたくさん欲しいことや、必ず撮ってほしいシーンなどを、事前に伝えておきましょう。
    カメラマンには撮影指示書をわたしておくのがオススメ!

結婚式当日のスナップでは、次のようなシーンやショットが人気です。

  • メイクショットやイヤリングショットなどのお支度シーン
  • ファーストミート
  • ベールダウン
  • フラワーシャワー
  • 手元・足元ショット
  • ブーケショット
  • 階段ショット
  • 後ろ姿
  • ウェディング小物の物撮り

2.後撮りをする

後撮りとは、結婚式の前ではなく、結婚式が終わった後にフォトウェディングをすること。

当日の満足度や、写真の充実度がイマイチだと感じたら、後撮りを検討してみるというのも選択肢のひとつです。

費用や撮影の内容などは、前撮りとほとんど同じ。

ハネムーン先のスタジオやカメラマンを予約したり、ウェディングフォト付きのツアーを申し込むのもおすすめです。

3.自分で撮る(セルフ前撮り)

予算が気になる場合などは、自分たちで撮影する「セルフ前撮り」をするのもおすすめ。

セルフポートレートなら、人目を気にせずに、思い切りラブラブなショットも撮れてしまいます!

自撮りに自信がなければ、撮影を友人に頼んでも。

自撮りで気楽にセルフ前撮り!アイディア&撮影のコツ

写真を撮る新郎新婦

自分で撮影するセルフ前撮りなら、費用もあまりかからず、気楽な雰囲気で撮影が可能。

カメラマンやスタッフに気を使うこともないから、緊張せずに気に入るショットが撮れるまで、何度だって撮り直しできます!

撮影場所や日時が自由に決められるのも、うれしいポイント。

さっそく、準備や撮影の方法をチェックしましょう。

iPhone?スマホ?一眼レフ?セルフ前撮りに必要なもの

セルフ前撮りをするときは、次のようなものを用意しましょう。

  • カメラ
    スマホやiPhoneでも、十分にきれいな写真を撮ることは可能。自撮り用のアプリも活用できます。
    ハイクオリティの写真を求めるなら、一眼レフやデジカメがおすすめ。
    持っていなければ、レンタルサービスもあるので、リサーチしてみてくださいね。
  • カメラリモコン(リモコンシャッター)や三脚
    新郎新婦2人きりで撮影をするなら、カメラを遠隔操作するリモコンや三脚は必須。
    そのた、自撮り棒、魚眼や広角、望遠などの機能がついた外付けレンズなどもあると◎
  • 衣装
    外でロケーション撮影するときは、汚れやすいので、ネットなどで安く購入するのがおすすめです。
    私服を活用して、コットンやデニム素材の服、スニーカーなど、カジュアルな服装で撮るのも、セルフ前撮りならではでおしゃれ!
  • 撮影小物
    自宅にあるものを活用する、新品を購入するといった方法のほか、ウェディング小物のレンタルサービスを利用するのも便利。
    フォトプロップスやガーランドなど、簡単なものは手作りしてもいいですね。

ウェディングフォトで人気の小物は、このとおり。

  • ガーランド
  • フォトプロップス
  • イニシャルオブジェ
  • 赤い糸
  • 糸電話
  • フォトフレーム・額縁
  • リング
  • バルーン
  • ぬいぐるみ
  • ブーケ
  • カチンコ

セルフ前撮りの撮影ポイント

セルフ前撮りは、撮り方次第ではいかにも自撮りっぽくなってしまいがち。

満足いく写真を撮るために、次のポイントを押さえましょう。

● ロケーションを上手に選ぶ
海や公園など、景色のよい場所や季節を選んで、景観にこだわりましょう。
逆光になるようなスポットを選ぶと、柔らかい写真になります。
余計なものが写り込まないように、人が少ない場所や時間帯を選ぶのがおすすめ。

● 友人に協力してもらう
カメラマン役を友人に頼むと、自分達だけで撮るよりもさまざまな構図や小物使いが可能に。
より遊び心ある写真が実現できます!

室内でセルフ前撮りするならレンタルスタジオがおすすめ

セルフ前撮りを室内でやりたいときには、レンタルスタジオの利用がおすすめ。

さまざまなシチュエーションを想定したセットが提供されているため、自宅では撮れないような、スタイリッシュな写真が撮れますよ。

セルフフォトウェディング専用のスタジオもあり、三脚などの撮影器具が借りられたり、衣装レンタルができたりすることも。

費用相場は1時間あたり1,000円以下~15,000円程度と、リーズナブル。

三脚を活用!自分で撮るセルフ前撮りの上手な撮り方

自分たちだけで撮影するときには、次のような手順で撮るのがおすすめ。

まるで誰かに撮影してもらったようなセルフポートレートが撮れますよ。

  1. 撮影したい場所を決める
  2. セルフタイマーを設定したカメラを三脚にセットする
  3. 角度や構図、アイテムの位置、ポーズを決め
  4. 1人が写る場所に立ち、もう1人がピントを合わせる
  5. タイマーのボタンを押した人が、自分のポジションまでタイマーの時間内に移動する

動きがあるポーズを撮りたいなら、連写モードを使っても。

セルフ前撮りの注意点は?

●事前に撮影許可の申請を!
公共の場所で写真撮影をする場合は、撮影が禁止されている場所もあります。
事前に管理会社や管轄の役所などに撮影許可の申請をしておくと安心。
申請先や申請の方法は、場所によって違うので、撮影計画を立てるときに、あらかじめ調べておきましょう。

●撮影小物はコンパクトに!
セルフ前撮りは、移動や荷物の運搬、セッティングもすべてセルフ。
荷物がかさばりすぎないように、必要最低限にするのがベターです。

●撮りたいイメージは事前に固めておく
撮影場所で戸惑わないように、撮りたいポーズやショットなどのイメージは、事前に固めておきましょう。
新郎新婦&撮影者が前もって、同じイメージを共有しておくことが大切です。

まとめ:前撮りする/しないはふたりの考え次第でOK

  • 前撮りしない新郎新婦は約4割
  • 「写真は当日のみで十分」「予算節約」などの理由で前撮りをしない新郎新婦もいる
  • 前撮りにはメリットが多いが、前撮りして後悔した例も
  • 前撮りの代わりに、「当日の撮影の充実」「後撮り」「セルフ前撮り」などの方法も

前撮りは、結婚式の思い出を残す方法のひとつですが、必ずしなければならないわけではありません。

代替案なども検討しながら、ふたりにぴったりの撮影スタイルを探してくださいね!

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